偽ポケカ徹底解説②
【ポケカ】初心者は騙される‼︎レリーフ加工付き偽物リーリエ見破る方法とは⁉︎
⬇️⬇️YouTubeで解説してます⬇️⬇️
https://youtu.be/e5GtgKa4IDs
先日投稿した、「英語版リーリエの全力」の真贋判定を行った動画と、記事の続きです。
前回の記事の最後に
「この偽物を作った奴らの正体」
について、次回お話しすると書きました。
それで早速、その正体ですが、
恐らくこの偽物カードを作っているのは、
『トレカの印刷を正式に請け負っている、海外の印刷会社』だと思われます。
※ポケモンカードを印刷している会社という訳ではありません。ポケカ以外のトレカ製造を請け負っている会社です。
理由は2点あります
①設備が整っている
ホログラム加工
カード用の断裁機
ブッシュ抜き加工
ポケモンカードの製造にはこれらの設備が必要だと思われますが、偽物の出来を見ると、設備が全て揃っているように見えました。
写真のように、枠ズレが無い上に角の美しさも本物と同じです。
更に、オフセット印刷機で印刷されているように見えます。オフセット印刷とは何万枚という印刷物をすぐに刷ることの出来る商業用の印刷機なんですが、この機械がめちゃくちゃ高い上に、ランニングコストも設置費用もとんでもない機械です。
これらの設備を揃えるとなると、ピンキリではありますが、日本なら1億円以上、安くとも数千万円はかかると思います。
商業用の印刷機って実はめっちゃ高価なんです。
こんな物が1つの会社に揃っているとなると、もうその会社は、トレカの製造を正規に請け負っている印刷会社でしかあり得ないと思いました。
②材料が揃っている
インクやホログラム等もそうですが、主に紙の話です。
トレーディングカードに使用される紙は、かなり特殊な紙なんです。元はトランプのために作られた、特別な加工を施した紙なんですが、それはとても高価な上に、仕入れことが出来る紙の問屋も限られています。
今回は偽物の方が厚かった為に、真贋の目安になりましたが、紙自体はかなりしっかりとした紙でした。
恐らくこの紙は、他のトレカを作るときにできた「余り紙」です。仕事で余った、高価だけど使い道のない紙を偽物用に使用したのだと思います。
以上のことから、この偽物を作ったのは、
『トレーディングカードの印刷を正式に請け負っている、海外の印刷会社』なのだろうと僕は考えました。
正直、これはめちゃくちゃ怖いことだと思います。
日本では正直、考えられないです。
偽物を作って、バレて、会社が立ち行かなくなってしまえば、高価な機械の負債だけが残ります。ここに海外の法律の甘さや恐ろしさが詰まっていると思います。
この記事が、ポケカを楽しむたくさんの方のお役に立てばいいなと思います🙇♂️